このページでは、肌断食の洗顔やスキンケアそのものを辞める方法と、肌断食はいつまで?何日?何ヶ月?何年続けるのが正しいかという点についてもまとめて行きたいと思います。
まず、肌断食は、その名の通り、洗顔しない、化粧水も乳液もつけない、スキンケアそのものを辞めるというやり方です。
肌をぱんぱん叩いたり、お肌に悪い成分が入ったものを顔に塗ったり擦ったりすることは「悪」であるという考え方です。
でも・・・スキンケアそのものを辞めるって、ものすごく不安ですよね。何かを始める方が大変なのに、辞める方が大変なんて不思議。
私も最初は本当に不安でした。
今ではすっかり肌断食にも慣れてきて、「必要ないな~」と思っているところです。
以下、肌断食のやり方について順番に記載していきますね。
美容業界からの刷り込みって?
以下に私が肌断食をやろうと思った4つのきっかけと、美容業界からの刷り込みの怖さについてまとめています。
全てが悪というわけではないですが、男性にはスキンケアが必要ないのに、どうして女性には必要なのか?化粧品の原価はいくらなのかなど。
スキンケアは、毎日やっていることだからこそ、一度読んでほしいと思います。

肌断食の方法、基本の4ステップ
覚えることは4つのポイントだけです。
簡単なことなんだけど、習慣を辞めるのはものすごく大変です。でもやってみたら案外続けられますから、是非参考にしてみてください。
肌断食中の洗顔のやり方
これまで私は、クレンジングでお化粧を落としてから、洗顔フォームを泡立てて洗顔するというダブル洗顔を長年続けてきました。
肌断食ではどのような洗顔を行えばよいのでしょうか?以下の記事にいろいろ書いてみたので参考にしてみてください。

また、クレンジングの代わりに無添加石鹸を利用します。以下におすすめの石鹸についてまとめて記載しています。

スキンケアのやり方
肌断食を始める前は1本5000円の化粧水と乳液、12000円の美容液とクリームの4点を使っていました。
大企業が研究を重ね作ってきた商品がすべてダメだとは思ってないですが、肌断食では、これらすべてを辞めて一切何も使いません。
「本来人間が持つ力」を最大限に出すためです。

日焼け対策のやり方
肌断食中の日焼け対策方法はいろいろな方法があります。
ただまったくやらないのは絶対にNGだし、思いっきり海に泳ぎにいくのに日焼け止めを塗らなかったら紫外線でお肌のトラブルが増すのは一目瞭然。
「必要悪」という考え方で日焼け止めを使います。
ただ毎日使うわけではなく人それぞれの対策方法があると思いますよ。


お化粧はどうするの?
お化粧は、いろいろ考え方があるかと思いますが、オフィスワーカーの私は「お化粧はします」。
しないというのは無理ですから。
ですが、先ほどの記事を読んだ方はお分かりの通り、肌断食ではクレンジングを使いません。
つまり、お化粧が石鹸で落とせるかどうかがキーポイントになります。また、お化粧の成分もよくチェックしておく必要があります。
肌断食を行うにあたってどの化粧品がよいか調べつくしました。
肌断食中に使える、化粧下地やファンデーション、チーク、アイメイク商品についてまとめています。

肌断食の期間はどれくらい?
肌断食を行う期間として、週末だけ行うという方法や、永遠に続けるという方法など、いろいろな情報が出回っています。
何が正しくて、何が間違っているのか?分からないと思います。私もいろんな情報に惑わされましたので、いろいろ調べてみました。
期間を決めた短期間の肌断食
有村架純さんや小雪さんなどが短期の肌断食を実践されているそうです。
毎日念入りにしているケアの断食日、つまり何もしない日を作り、肌を一度リセットして状態を整えていくという方法です。
そもそもですが、「断食」という言葉は、本来は食事を一時的に摂取せず、内臓や体を休めてあげるという意味があります。断食をして健康を取り戻していこうという考え方で、とても有名な健康法ですよね。
現代の人間は必要以上に食べ過ぎているので体を休める必要があります。
そういえば、以前私の祖父母が亡くなった際に見たお経の本に「私は自分の体に必要以上のものを食べません」という文章が書いてあったのが印象的でした。
必要な分だけ命を頂きますという意味らしいです。
この一文がグサリと心に刺さったのでよく覚えています。
要は何でもやりすぎは体に良くないですよということなんですよね。
話が脱線してしまいましたが、短期間の肌の断食も同じ考え方で、必要以上のお手入れはせず、たまにはお肌を休ませてあげようね・・という方法なんですね。
一生スキンケアを行わない方法
一生スキンケアを行わない方法は、元・北里研究所美容医学センター長の宇津木龍一先生がおっしゃっている方法です。
宇津木龍一先生は、化粧品自体が肌のバリア機能や自家保湿成分を失わせることを発見され、12年以上の歳月をかけて水だけで洗顔する、シンプルかつベストなスキンケア法を確立されました。
現代女性は、“化粧品依存症”だと指摘されています。
以下は宇津木先生が書かれた有名な書籍です。
綺麗になりたくて頑張っているのに、結果的に綺麗になれるどころか、悪化させているということを知り、最初は目からウロコでした。
例えば私の肌はニキビは無いですが、毛穴がものすごく目立っています。
これまで毛穴が開くのは乾燥が原因だと言われ、スキンケア商品にはお金をかけてきました。
例えば、ドモホルンリンクルは1年以上使っていますし、その前はSKⅡ、オバジなどの高級商品を使っています。ファンケルのコラーゲンを飲んだり、フルーツや野菜を積極的に食べたり。
毎月何万もかけて、お肌のお手入れしても何の改善もしないのです。
それでも、顔には水分を補給しなければならないと言われ、化粧品会社の広告にもそんなことがいっぱい書かれています。
でもね、腕は?太ももは?おしりは?おなかは??どうして顔だけ?同じ人間の皮膚なのになぜ顔だけは水分補給しなければならないのでしょう?
私は非常に疑問です。
肌断食のやり方:さいごに一言
肌断食のやり方や期間など様々な方法がありますが、無理はせず出来る範囲のことをやればいいのではないかと思います。
一番の問題はお化粧ができないことですが、私は女性は化粧は楽しみの一つですし、やらないといけない場面もあります。
そういった時は、私が紹介しているような化粧品を使ってできるだけ肌に負担がかからないように気を付けていけばいいのではないかと思うのです。
要は、自分なりのやり方でいいと思いますよ。
私も手探りで皮膚科の先生とも相談しながら、上記で紹介した宇津木先生が推奨されているように一生スキンケアをせずに生きていこうと思っています。